2016年6月インタビュー生涯続く糖尿病患者様の食事コントロールに
安全で違和感のないマービーを活用|倉敷平成病院 糖尿病療養指導士/NST専門療法士取得 管理栄養士 中野聖子先生

多様な甘味料がある中でも、糖尿病患者さんにはマービーをおすすめされている中野聖子先生。「でんぷんが原料で45年間トラブルがないこと、人工甘味料ではなく料理が美味しくできることなどが安心できる点」と話されています。2016年6月に第84回を迎えた糖尿病料理教室では、ベトナム料理のテーマでスウィートチリソースをマービーで作るという斬新なメニューも考案されています。今回、マービーの活用方法について伺いました。

マービーをお使いいただいているとお聞きしましたが、具体的にどのような場面で使用されていますか。

当院での糖尿病食に使用しているのはもちろんですが、倉敷生活習慣病センターにかかられている糖尿病患者さんとそのご家族を対象に開催している糖尿病料理教室でも開始当初から使用しています。

先日の料理教室ではベトナム料理をテーマに開催しました。その中のメニューでスウィートチリソースをマービーを使って作りました。実際のソースは砂糖をかなり使用しています。

市販のソースやタレはカロリーが気になってなかなか手が出せないと言われていた患者さんもマービーを使うことにより「血糖値やカロリーの事を気にせずソースをつけて食べることができる!」と大変喜ばれていました。

他の低カロリー甘味料もたくさんある中で、マービーをお使いいただいている理由を教えて下さい。

まず1番の理由として、マービーで使われている還元麦芽糖はでんぷんを原料として作られ、45年間トラブルがないため他の人工甘味料に比べ安心して使うことができる点です。

最近ではTVやネットなどの情報により人工甘味料の弊害について危惧されている患者さんもいらっしゃいます。そんな方には特にお勧めしています。

料理をする際も、砂糖の代わりに使用しても違和感なく美味しく仕上がります。

普段の食生活にマービーを取り入れるため、どのような使用方法を紹介されていますか。

患者さんが抵抗なくマービーを使用できるよう、一人一人の生活スタイルに合い長く使用できるようにお勧めしています。マービーは粉末と液状の2種類があるため、用途によって選択できる点ではとても便利です。

例えば、ホットコーヒーに砂糖を入れる方には粉末のマービーを、冷たいドリンクには液状を。料理をするうえでも、メニューによって使い分けることができます。

また、マービーを使用した菓子類の商品も充実しており、どうしても甘いものが食べたいという患者さんにはつぶあんや水ようかんなどを紹介しています。当院の売店でも販売しているため試しやすいと大変好評です。

マービーを使った人気メニューを教えて下さい。

1番人気はお寿司です。糖尿病食では酢飯もマービーを使用しています。岡山の酢飯は特に甘目でカロリーが高くなりますが、マービーを使用することにより患者さんも安心しておいしくお寿司を召し上がっていただくことができます。患者さんも砂糖ではなくマービーを使用していると言うと大変驚かれます。

栄養指導(相談)で心掛けていることはありますか。

患者さんの長年培われてきた嗜好や習慣を数回の栄養指導で変えることはとても難しいと感じています。だからこそ時間をかけてコミュニケーションを取ることによって患者さん自ら「気づく」事ができた時、お話しした内容を受け入れてもらえることができると考えています。

通り一遍の知識を押し付けることなく、患者さん一人一人の生活背景を十分理解したうえで、同じ目線でお話しすることを心掛けています。
まだまだ人間が未熟なので、患者さんとの会話の中で私自身が気づかされることもあるため大変勉強になります。

管理栄養士としての思いを教えて下さい。

「食べることは生きること」だと病院で働いていると日々強く感じます。しかし食べることが苦痛だと思われている患者さんや食べることが悪いことだと感じている方がいらっしゃるのも事実です。

また、多様化する食生活、様々な食品がクローズアップされる昨今、情報に振り回されて逆に病状を悪化させてしまっている患者さんもいらっしゃいます。そんな方々の不安や悩みを取り除き、美味しく、楽しく食事ができるようサポートしていきたいと思います。

臨床現場レポート目次に戻る

 

  • 臨床現場リポート
  • 学会・展示会情報
  • 資料ダウンロード
  • 医療トップに戻る
  • ●オンラインショップ
  • お問い合わせ
  • サイトトップに戻る